放射線障害防止の技術的基準に関する法律(昭和三十三年五月二十一日法律第百六十二号)最終改正:平成一一年一二月二二日法律第一六〇号(目的)第一条 この法律は、放射線障害の防止に関する技術的基準策定上の基本方針を明確にし、かつ、文部科学省に放射線審議会を設置することによつて、放射線障害の防止に関する技術的基準の斉一を図ることを目的とする。(定義)第二条 この法律において「放射線」とは、アルフア線、重陽子線、陽子線、ベータ線、電子線、中性子線、ガンマ線、エツクス線その他電磁波又は粒子線で直接又は間接に空気を電離する能力を有するものをいう。(基本方針)第三条 放射線障害の防止に関する技術的基準を策定するに当つては、放射線を発生する物を取り扱う従業者及び一般国民の受ける放射線の線量をこれらの者に障害を及ぼすおそれのない線量以下とすることをもつて、その基本方針としなければならない。(放射線審議会の設置)第四条 文部科学省に、放射線審議会(以下「審議会」という。)を置く。(審議会の所掌事務)第五条 審議会は、この法律の規定によりその権限に属させられた事項を処理する。2 審議会は、前項に規定する事項に関し、関係行政機関の長に意見を述べることができる。(審議会への諮問)第六条 関係行政機関の長は、放射線障害の防止に関する技術的基準を定めようとするときは、審議会に諮問しなければならない。(審議会の組織)第七条 審議会は、委員二十人以内で組織する。2 委員は、放射線障害の防止に関し学識経験のある者のうちから、文部科学大臣が任命する。3 委員は、非常勤とする。4 委員の任期は、二年とする。5 委員は、再任されることができる。(審議会の会長)第八条 審議会に会長を置き、委員の互選によつてこれを定める。2 会長は、会務を総理する。3 会長に事故があるときは、あらかじめその指名する委員がその職務を代理する。(資料提出の要求等)第九条 審議会は、その所掌事務を行うため必要があると認めるときは、関係行政機関の長に対し、資料の提出、意見の開陳、説明その他必要な協力を求めることができる。(政令への委任)第十条 前三条に規定するもののほか、審議会の組織及び運営に関し必要な事項は、政令で定める。附 則 抄 (施行期日)1 この法律は、公布の日から施行する。5 (経過措置)...